[使用パーツの確認]
PolePole6 基板 x1
ダイオード x7
Pro Micro Type-C版 x1
コンスルー 12ピン(高さ2.5mm) x2
ロータリーエンコーダ x1
リセットスイッチ x1
ゴム足 x4
キーキャップ x6
キースイッチ x6
[組み立ての流れ]
1.ダイオードのはんだ付け
2.ProMicroとコンスルーをセットする
3.ProMicroのはんだ付け(はんだ付けはProMicro側のみ)
4.リセットスイッチのはんだ付け
5.スイッチのはんだ付け
6.ロータリーエンコーダのはんだ付け
7.ゴム足・キーキャップの取り付け
8.ProMicroへのファームウエアの書き込み
9.動作確認
10.キーのカスタマイズ
[はんだ付けのポイント]
① 基板と付ける端子をはんだこてでよく温める
【3秒】
② こて先の先端にはんだを溶かす
【1秒】
③ はんだ線をこて先から離してから基板と端子を温め続けて馴染ませる
【2秒】
※はんだ付けの形が山形になるのが理想
[1.ダイオードのはんだ付け]
・ニッパーを使い切り離す
・コの字形にピンを折り曲げる
・基板 表から差し込む
※[ダイオードの向きに注意!] ダイオードの黒い線と基板の |◁ が重なるように
・マスキングテープで仮止めする
・基板 裏面からはんだ付け
[2.ProMicroとコンスルーをセットする]
・ProMicroにコンスルーを差し込む(type-C端子側に差し込む)
※ProMicro基板とコンスルーにすきまができないように注意
※[コンスルーの向きに注意!]
① [左右]コンスルー側面の穴の向きを同方向に揃える(右向き・右向き)or(左向き・左向き)
② [上下]コンスルー側面の穴がProMicro側に近くなるように差し込む
・基板に差し込む
[3.ProMicroのはんだ付け]
・ProMicro側のコンスルー端子のみはんだ付け
※基板側のはんだ付けはしない
・端子の四つ角からのはんだ付けをおすすめします(仮止めできるため)
①↘ ↙③
④↑ ↑②
[4.リセットスイッチのはんだ付け]
・リセットスイッチを基板 表面 [RESET] 部分に差し込む
・裏面2箇所のつめ部分をはんだ付け
[5.スイッチのはんだ付け]
・基板 表面からスイッチを差し込む
・マスキングテープで固定してから裏面の金属端子2箇所をはんだ付け
[アクリルケース付きの場合]
オプションのアクリルケース付きの場合は、このタイミングでアクリルプレート(表)にスイッチをセッティングしてから基板に差し込んではんだ付けする
[6.ロータリーエンコーダのはんだ付け]
・ロータリーエンコーダを基板 表面(右上)部分に差し込む
・裏面から3ピン&2ピン部分をはんだ付け
※左右のつめ部分ははんだ付けしない
[7.ゴム足・キーキャップの取り付け]
・裏面 四つ角にゴム足を貼り付ける
※アクリルケース付きの場合はアクリルボトムプレートに貼る
・キーキャップをスイッチの上からまっすぐ押し込み装着する
[8.ProMicroへのファームウェアの書き込み]
・PolePole6とPCをUSBケーブルで接続する
・「Remap」を使いファームウェアを書き込む
※ブラウザはGoogle Chrome
※ファームウェアは「PolePole6_V2」
https://remap-keys.app/catalog/lEUfryMcUAtRxCQ2qhgb/firmware
・ファームウェア情報から「書き込み」を選択して進む
・シリアルポートの接続画面から「Pro Micro 5V」を選択して「書き込み」を開始する
※「Pro Micro 5V」が表示されない場合はリセットスイッチを2回連続で押してリセットすると表示される
・書き込みが100%になったら「閉じる」でファームウェアの書き込みは終了
[9.動作確認]
[接続]
・動作確認やキーマップのカスタマイズは [キーボードをカスタマイズ] 項目から進む
・[+キーボード]から「PolePole6_V2」を選択して接続
[動作確認]
・右側の[⋯]メニューから[テストマトリクスモード]を選択してスイッチやロータリーエンコーダの動作確認をする
押下したキーが青い表示に変化すれば入力されています
※反応しない場合は、ProMicroやダイオードのはんだ付けに不具合がないか、ダイオードの向きが正しいか再度チェックしてください
[10.キーマップカスタム]
・変更したいキーに下段リストからキーマップをドラッグして、右上の[書き込み] を押すと変更可能(変更点は青丸で表示される)
・ショートカットキーの設定は対象キーマップを選択して下部のチェックボックスから修飾キー (modifier key)を編集する
[レイヤー機能]
・左に縦表示されている数字はキーマップのレイヤー機能です
レイヤーキーを設定することにより、そのキーを押している間は任意のレイヤーのキーを入力できます。カスタムすることで少ないキー配列のキーボードでも、組み合わせにより多くのキーが入力可能です。
[おすすめレイヤーキー設定]
「ホールド/タップ」機能
長押しした場合は「レイヤーキー」
単押し(タップ押し)した場合は「任意のキー」に設定することで、1つのキーに2つの役割を割り当てられる便利な機能です。
例)
長押ししている間は→「レイヤー1」が有効になる
単押しの場合は「Enter」
「Remap」には今回ご紹介した機能以外にも便利な使い方がたくさんあります。自分好みにキーマップをカスタムして自作キーボードをお楽しみください。