Description
Keyboard Quantizerのサイズが小さくなったバージョンです。
Keyboard Quantizerは一般的なUSBキーボードやマウスを自作キーボード用のファームウェアの定番であるQMKに対応させるためのアダプタです。キー配列を自由に変えられるだけでなく、キーボードにレイヤ、マクロ、コンビネーションなどの機能を追加できるようになります。
マウス/トラックボールにも対応しています。ボタンやホイールに任意の動作を設定したり、ジェスチャ機能を追加したりできます。
https://github.com/sekigon-gonnoc/keyboard-quantizer-doc/blob/master/mini/README.md
特徴
従来のKeyboard Quantizerと比べて大幅に小型化しています。 正面から見たときの幅と高さが一般的なUSBケーブルとほぼ同じなので、隣接したポートのデバイスと干渉しません。 設定はRemapを使ってグラフィカルに変更する方法と、YAML形式の設定ファイルを編集する方法があります。 YAML形式の設定ファイルでは、キーマップ、マクロに加えて、コンボ、リーダーキー、オーバーライド、OSごとの変更など、より詳細な設定が可能です。 (現状Windowsのみ) コンパニオンアプリと併用することで、フォーカスしているアプリごとにキーマップやコンボを変更できます。 コンパニオンアプリはPowerShellスクリプトで実装されており、キーボードからPCに送信して実行できるため、PCに追加のソフトウェアをインストールする必要はありません。
使用例
・CapsLockをCtrlに置き換える 単純置き換えだけでなく、長押ししたときだけCtrlとして扱う、2回連続でタップしたときだけCapsLockとして扱う、といった設定も可能です ・スペースを長押ししたらShiftキーとして扱う ・JISキーボードをUSキーボードに変換、またはその逆 ・Dvorakなどの配列に変換する ・特定の順番でキーを押した場合に指定したマクロを実行する ・マウスの余っているボタンに機能を割り当てる ボタンごとの割り当てのほか、マウスのボタンの同時押しに機能を割り当てることもできます (Windowsでコンパニオンアプリを併用する場合のみ可能) ・特定のアプリだけF1を無効にする ・特定のアプリでEnterとShift+Enterを入れ替える ・マクロとしてユニコード文字列を入力する ・PC上でコマンドを実行する このように、QMKを利用することでハードウェア上で多彩な動作を実現できます。
注意点
すべてのキーボード、マウスでの動作は保証できません。 簡単な仕組みとしては、1. USBホスト用のマイコンがUSB機器と通信し、2. 受け取ったレポートをボード上のQMK用マイコンに送信、3. QMK用マイコンはレポートから押されたキーを判定してQMK上の処理をする、といった流れになっています。 そのため、Fnキーなどのレポートとしては送信されないキーに反応することはできません。Fnキーと他のキーの組み合わせにより入力されるキー/音量調整などのレポートは受け取ることができます。 NKROやポインティングデバイス付きのキーボードについては認識できる場合とできない場合があります。 一般的なプロトコル(モディファイア+予約(1byte)+6キー分のデータを送信する)のキーボードやマウス(8ボタン、スクロール、パン)であれば安定して認識できます。 既存のファームウェアで認識できないデバイスについてはファームウェアを改造して頂く必要があります。 ケースは3Dプリント品のため、商品によるばらつきが大きくなっています。 ケースが外れやすい場合は、外側からテープで止めるか、接着剤で固定してください。
仕様など
サイズ:約40.5x16x8mm ケース材質:黒色レジン(3Dプリント品)
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