遊舎工房が「TOKYO KEYBOARD EXPO」をやる理由

こんにちは。はじめまして。

遊舎工房 でイベント企画をしているイマムラです。


遊舎工房は9月23日に秋葉原でTOKYO KEYBOARD EXPOという、遊舎工房にとってなかなかに大きいイベントをやる予定です。


イベントまで10日と迫った現在、イベント担当の私は準備に追われているのですが、気晴らしに表題のテーマについて書かせていただきますので、お付き合いいただければと思います。


TOKYO KEYBOARD EXPOの説明

トウキョウキーボードエキスポ は自作キーボード専門店の遊舎工房と中国のzFrontier (ぜっとふろんてぃあ) が主催するキーボードの展示・販売イベントです。


ここでzFrontierについて簡単にご紹介すると、中国のキーボードコミュニティで圧倒的な知名度があるSNSおよび通販サイトを運営している会社です。カスタムキーボード通の方なら一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。


キーボード本体やパーツの多くが中国で生産されていたり、圧倒的な人口、発達した通販環境などを背景に成長してきた会社です。zFrontier の協力で今回多くの中国メーカーを日本に呼ぶことができました。


2025年3月に上海で開催されたzFrontierミートアップの様子

どんなイベント?

国内外の50を超えるキーボードや関連製品のブランドがズラッと並んで、普段見れないものをたくさん見て触ることができる、なんならその場で買うこともできるかもしれない、というイベントです。


日本では自作キーボード文化を中心に同人系のイベントがこれまでいくつか開催されてきました。遊舎工房が共催する「キーボードマーケットトーキョー」もその一つです。これは国内の同人作家さんを中心に集めた即売会にですが、一方メーカー系の大きなイベントというのは今までありませんでした。


そこで多くのブランドを集め、日本のキーボードファンの皆さんに体験してもらえるイベントを企画したのが今回のTOYKO KEYBOARD EXPOです。

TOKYO KEYBOARD EXPOキービジュアル

 

「キーボードは触ってなんぼ」なのに...

キーボードという物体は実際の目で見て、手で感じて、音を聞いてなんぼです。ケースやキャップの材質、色味や印刷の品質、表面の質感、重さや厚みやサイズ感、スイッチを押したときの重みや反発、ケースの中で反響する打鍵音などなど、実際に手にとってみないとわからない、伝わらないことがたくさんあります。


ですがこの点でいうと、現在のキーボードを取り巻く販売環境はベストな状態とは言えません。コストや流通、生産、販売などの理由から実際に触って体験することができるキーボードはとても限られています。遊舎工房の店舗もこの課題に対する取り組みの一つと言えます。


日々自分自身の想像力や情報収集を駆使してお買い物いただくお客様には、遊舎工房一同とても感謝しております。そんなみなさんに、少しでも実物にふれる機会をご提供したいという思いでこのイベントは作られています。

いろんなキーボードがたくさん並びます

実際どんなものが見れるの?

当日会場には多くのキーボード製品やキーキャップ、スイッチなどが展示されます。その中には日本で実物を見る・触れることが難しいものも多く含まれているでしょう。気になるブランドの新製品も展示されるかもしれません。


またいくつかのブースについては会場での現地販売の計画もご用意いただいています。会場で見たキーボードをその場で買って持ち帰ることもできるかもしれません。


ただ海外ブランドの会場での現地販売は、法律や税金等の兼ね合いから限定的な内容になる見込みです。各社のECサイトでの購入の参考として様々は展示をお楽しみいただければと思います。


いずれにしても歴史上、日本のどこにもなかったキーボードづくしの空間が秋葉原に誕生することになるでしょう。


その空間を、多くの方に楽しんでいただきたいと思っています。


スタッフ一同、皆様のご来場を心よりお待ちしております。



▼TOKYO KEYBOARD EXPO 公式サイト

tkx.yushakobo.jp/tkx2025/


入場にはオンラインで購入可能なチケットが必要です。


▼チケット販売ページ

https://t.livepocket.jp/e/bqaq9

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