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まずは基本!スイッチの種類を知ろう!

キースイッチと言っても色々種類があります。
初めて購入するのに役に立つ知識を短くまとめますので、是非参考にしてください。

キースイッチとは

自作キーボードに使用されるキースイッチは主にメカニカルキースイッチです。
特に以下の2種類のスイッチが使用されています。

Cherry MX(互換)スイッチ

十字の軸受が特徴的なメカニカルキースイッチです。
赤軸、青軸、茶軸との愛称で呼ばれることが多いです。
Cherry社の特許が切れたことにより互換スイッチが作られ始め、今では数百種類を超えて世界中で生産されています。

Kailh Chocスイッチ

Kailh社のロープロファイル(薄型)のメカニカルキースイッチです。
Cherry MX互換スイッチとの互換性はないので、対応しているキーボードか購入前に確認をしてください。
また、Chocスイッチにはv1とv2がありますが互換性はなく、v2がv1の後継スイッチというわけでもないので注意が必要です。

またスイッチを押したときの感触の違いにより以下の種類に分けられます

リニアスイッチ

押していく途中に引っかかりがないタイプのスイッチです。
Cherry MXスイッチにおいては黒軸・赤軸と呼ばれています。
当店で最も売れている種類のスイッチです。
リニアスイッチは主に価格に比例してよりスムーズになっていく傾向があります。

タクタイルスイッチ

押していく途中に引っかかりがあり、入力を触感でフィードバックしてくれるタイプのスイッチです。
Cherry MXスイッチにおいては茶軸と呼ばれています。
触感の強弱様々なスイッチが存在しているため、まずはスイッチテスターなどで実際に触って自分の好みに合致するか確認してみることをオススメします。

クリッキースイッチ

押していく最中に引っかかりがあり、更に音がカチッと鳴ることで入力をフィードバックしてくれるタイプのスイッチです。
Cherry MXスイッチにおいては青軸と呼ばれています。
メカニカルと聞くと、このタイプのスイッチを想像する人が多いと思いますが、実は一番種類が少ないタイプです。
感触や音はスイッチごとにかなり異なるため、まずはスイッチテスターなどで実際に触ってみることをオススメします。

キースイッチ、どうやって選ぶ?

キーを叩くたびにPCに入力を、あなたに感触を伝えるのがキースイッチです。
当店のキースイッチのページを見ると様々なキースイッチがズラッと並んでいて、1つずつみても迷ってしまいますよね。
このページは当店が色々なお客様の要望に対してオススメしているキースイッチたちを紹介します。
※日々数々のキースイッチが発売されるので、このページのオススメスイッチは変更される場合があります。

とにかく安く!コスパ重視の方におすすめ

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普段あまり意識していないと思いますが、キーボードって結構キー数があるんです。自作キーボードはキースイッチを1キーごとに付ける必要があるのでキースイッチ1つの価格差は数十円でも、総額は結構大きくなってしまいます。ここでオススメするスイッチたちは安いだけでなく、感触も十分にオススメできるものです。

オフィスで!静かにクールに仕事する人におすすめ

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静かなオフィスでは大きめな打鍵音のキーボードは使用を憚られてしまいます。せっかくのこだわりキーボード、誰にも遠慮せずに存分に使いたいですよね。静音スイッチはキースイッチの内部にシリコン製のクッションを内蔵するため、打鍵音が抑えられます。しかしパーツが増える分1キーごとの価格は上がってしまいますので注意が必要です。

ゲームで!相手に差をつけたい人におすすめ

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通常のキースイッチは約2mm押し込んだところでキーの入力として反応しますが、ゲーム用に開発されたスピードタイプのキースイッチは1.1mm~1.2mmほどのストロークで反応します。この0.8~0.9mmは少ない差のように見えて結構差があり、まるで触れた瞬間に反応したように感じます。この小さいけど大きい差はあなたの反応を素早くPCに伝えてくれるでしょう。俊敏な反応が欲しいキーだけスピードタイプにするという、プレイスタイルに合わせた工夫もし易いのが自作キーボードのメリットです。

ステップアップ!ワンステップ上の感触を求めて

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少し値段は上がりますが、キーボードをグレードアップしたい場合にワンステップ上のキースイッチはどうでしょう。リニアスイッチは工場で潤滑されてよりスムーズに、タクタイルスイッチは強い感触のものが登場します。

今一番いいものを!高級スイッチを使おう

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後悔しないためにハイエンドを使う、そういう選択肢を好むあなたにピッタリのスイッチです。最高級の名に恥じないスムーズさ、内部機構の複雑さを持っています。

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Pearlio™ Switches / Linear

リニアスイッチ

UHMWPEという素材を軸に使い、極限までスムーズさを求めたスイッチです。自分で潤滑しなくとも十分なスムーズさを誇ります。指を添えるだけでスッと自然に沈み込み、打ち込むと心地よい打鍵音を響かせてくれます。

Clickiez™ Switches / Clicky

リニア・タクタイル・クリッキースイッチ

標準状態では小気味好い音を響かせてくれるクリッキースイッチですが、内部の板バネの位置を変更することで色々なスイッチに変身できる珍しいスイッチです。クリッキーモードでは他のスイッチとは全く異なる上質な音がしますし、タクタイルモードでは強力なタクタイル感を楽しめます。もちろんリニアモードでもZeelPC製スイッチらしく、素晴らしくスムーズな感触を体験できます。

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Crystal™ Switches / Tactile

タクタイルスイッチ

ハウジング・ステムが全てクリア素材が使われており、評価の高かったZealioスイッチを元にタクタイル感をより感じられるように改良されたスイッチです。更に、ステムはポリッシュ仕上げがされているなど、細部に渡るまでこだわり抜かれた高級スイッチです。

とにかく軽く!もっとスムーズに!超こだわり派のために

一つ一つ分解することで更にスムーズに出来ますし、自分の好みの軽さに変更することも出来ます。使用するスイッチ一つ一つを改造していくのは大変ですが、全てを自分の好みの感触に変更できるメリットは大きいです。こだわり派のあなたは是非チャレンジしてみましょう。

急がば回れ!やっぱり迷ってしまうあなたへ

やっぱり多すぎて迷ってしまうというあなたは一度テスターを試してみるといいかもしれません。テスターで試してみて、「もうちょっとこうならいいな」を集めていくと自分の好みを把握しやすくなります。商品説明ページにテスターの使い方やスイッチの特徴などが非常に詳しく載っているので、スイッチ選びで迷っている方は見てみるといいでしょう。

 

自作キーボードを初めてみる

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