ソケットの互換性サムネイル

メカニカルキーボードのスイッチには形状が違うスイッチがいくつかあります。標準的に使われているのはCherry MX互換のスイッチというもので高さは約18mm程。
そこからさらに低くしたChoc v1スイッチ。いわゆるロープロファイルというものが存在します。

ホットスワップ対応のキーボードにはソケットというスイッチの受け皿のようなパーツが存在し、ソケットとスイッチの互換性がないと、スイッチを取り付けることができません。

スイッチソケット

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ソケットが必要なケース

ソケットの互換性は基板設計によって定義されます。。 ソケットが同梱されていない基板商品などを使いたい場合には、基板設計に対応するソケットを別途購入する必要があります。

あるいはご自身でオリジナルの基板を設計した際に基板をホットスワップ化する際にソケットが必要になってきます。
今回はスイッチの種類とソケットの互換性について見ていきましょう。

ソケットの種類

MXソケット

Cherry MXスイッチ互換と呼ばれる一般的なメカニカルスイッチに対応しています。多くの自作キーボードで使われており、初心者にも人気があります。

MXスイッチとMXソケット

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Chocソケット

Kailh Chocスイッチという薄型のスイッチに対応するソケットです。薄型キーボードを作りたい場合に最適です。

ChocスイッチとChocソケット

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Gateron LPソケット

Gateron Low Profileスイッチに対応するソケットです。こちらも薄型のスイッチを使用したい場合に便利です。

※ 2025年5月現在、遊舎工房ではGateron LPソケットの取り扱い・入荷予定はありません。

まとめ

基板のみの商品の組み立てやオリジナル基板の設計の際には対応するスイッチとソケットの関係に注意してみてください。